羊肉には特有の匂いがありますので、本来の味を引き出す為には、これを上手に消さなくてはなりません。この段階で手軽に使われるのがニンニクですが、その強烈な臭いは羊肉の旨みをそこなう恐れがありますし、どなたにもお楽しみいただける味にはなりません。
そこでマツオは、ニンニクは全く使わず、搾りたての果汁に十数種類に及ぶ調味料や香料を加えて、独創的なタレを考案致しました。それは完璧なまでの「自然食品」であります。松尾ジンギスカンは、地元のりんごとたまねぎを主原料として作った、独自のモミダレを使っていて、非常に評判がよいのです。その完成には十年を要しましたが、創業者・松尾政治は、このタレに納得できるまで、ジンギスカンの営業を一切行いませんでした。それ程のこだわりであり、それ程の自信作でもあるのです。
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